アニメーターという仕事の魅力を解説

文化、芸術分野の仕事をしている方々に言える話だと思いますが、自己表現でもあり、だれかの心に響くものを作ることに対する憧れとプライドというものが、仕事の魅力と言えると思います。アニメーターとは広義の意味ではアニメの話と映像を作る人たちのことです。アニメ制作会社に所属し、動画や原画といった絵を描き続け、加工、処理をしていきます。狭義の意味では作画を担当している方々のことを指します。作画とは動画と原画の事で、一枚一枚下書きを作り、色を塗り、映像の基となる多くの絵を作っていきます。ちなみに原画とはアニメーションの動きのポイントとなる絵であり、動画は原画と原画の間にある動きの表現の為の多くの絵の事です。最初に仕事に入った時は、この動画の担当となり絵の修業をしていきます。

アニメーターは絵を描く仕事だけではない

原画があり、その間の動きを作る動画がありますが、動画を2年以上、人によっては4年近く作り続け原画の担当を任されるようになります。そして原画で実力を認められれば作画監督となり、原画、動画を担当している人たちの絵の実力によるバラつきを補正するなど、全体の絵を整えていく仕事を任されるようになります。またここで、他のアニメの仕事へと移っていく人たちもいます。編集や加工、音響、総仕上げ、時には脚本や企画、演出などです。広義の意味でのアニメーターという意味ではこういう方たちも入ります。もちろんアニメ以外のお仕事もしている方々もいますが、アニメの裏方であり、半分は役者を作り上げる仕事でもあります。魂を入れるのは声優さんの役割となりますが、その動きや表情は書いて動かす人たちの役割です。

アニメーターの労働環境は改善されていく傾向にあります

アニメーターは激務です。と、よく聞きます。これは会社が持っている仕事量にもよりますが、給料が歩合制であることも原因です。原画や動画を一枚描くことで150円から2500円という金額をもらえます。しかしどんなに筆の早い人でも、一日に書ける枚数には限度があります。20代の方たちの年収が平均110万程度という話も聞きますし、残業代なども出ることはないですから、不安定といわれてしまいます。ただ昨今は、これでは生活がままならず仕事が続けられなくなり、辞めてしまう方もふえてしまうので、社員雇用をして、年金や健康保険の加入、労災など、労働環境の改善に踏み込みつつあるようです。ただフリーランスのイラストレーターや絵描き、小説家、音楽家など会社に所属せず活動している人たちは、自分で健康保険や年金に入り、自己管理、スケジュール管理をする必要があることには変わらないようです。